約10か月の時を経て、うちの子が産声をあげました。
「日能研を受けたい」と
そして、春季講習後の入塾試験を経て、復帰と相成りました。
10か月前の状態
10か月前、SAPIXに通ってはいたものの、ずーっと A クラス。
それでも、勉強が楽しければよかったけど、実態は、、、
ほぼ全てにおいて「言葉の意味すらわからない」状態に陥っていたわが子。何も身につかず、勉強大嫌いな子供が一人できあがり、終わったのでした。
サピックスを辞めてからの10か月でしたこと
まずは、理解することの楽しさ。テストで点が取れた時の喜びを思い出す(そもそも知らなかったかも?)ため、学校の勉強をゆっくりじっくり進めることにしました。
使ったテキストも、絞って3冊だけ。それは、
- 教科書ワーク 国語:4年生
- 教科書ワーク 算数:4年生
- サピかん
10か月間の勉強量、生活のリズム
勉強の優先順位
まずは、「やればできる」ことに気づいていただくため、「やればできる」の代名詞=漢字に優先権を与えました。
で、次に算数。で、時間が余れば、国語という感じでした。
10か月間の様子の変化
はじめは、本当に基礎ができておらず、特に算数。4年生の教科書ワークに四苦八苦。なので、いきなり教科書ワークを解くのはやめて
教科書の該当箇所を読む→教科書ワークを解く
と1ステップ間に入れました。これを、1か月、2か月、3か月と続けていく中で、だんだんと勉強のリズムも取れて、基礎もできてきました。学校の算数のテストの成績も伸びてきました。
漢字は、知っているか知らないかの世界ですが、それだけではなく、漢字を勉強するための例文中にでてくる言葉の意味が分かっていませんでした。特にサピかんでは、例文に結構難しい言葉が出てきます。おそらく、入塾中は、漢字も言葉の意味がわからないまま書いていたのかと。気づくのが遅れてごめんね、、というわけで、例文の言葉の意味も丁寧にさらいながら、勉強を進めていきました。すると、漢字だけでなく、国語の成績も伸びてきました。
10か月間の心境の変化
もう、9か月間は、受験や塾という言葉にあからさまにネガティブな反応をしていました。たまに、何の気なしに、「塾にもどりたい?」と聞くとかぶせ気味に否定してきていました。
10か月目の変化
しかし、5年生も近づくにつれ、どうやらクラスのお友達の「塾率」が上がってきたようです。その中で、うちの子の仲良しグループの一人が塾に入ることになりました。こうなると、基本うちの子に限らず、こどもであれば気になるところ。そこでさらにもう一人、もう一人と塾へ入ることに。
で、うちの子、マインド復活。加えて、10か月の努力のおかげで入塾に足る学力もついていたようで、無事日能研にお世話になれることになりました。日能研さん、どうぞオナシャス。