2017年5月19日金曜日

SAPIX小学部4年 成績のあがらない小学生のモチベーションをどうあげるか?

SAPIX小学部4年の層の厚さにぶつかり
4月度マンスリー
5月度マンスリー

と、立て続けにアルファクラスにとどかず、落ち込むうちの子。

こうなると、モチベーションの立て直しが難しい。

大人の場合、「Why - How - What」 の順に動機づけができる。例えば
  • Why:家族を幸せにしたいから
  • How: お金を稼ぐ(正解かしらんが、、主観による)
  • What: 仕事をする

子どもの場合、そもそも、Why が弱い。大多数の子は「親に言われたか、なんとなく」だろう。
つまり、Why は、「親が喜ぶから」

  • Why: 親が喜ぶから
  • How: テストでいい成績をとる
  • What: 勉強する
しかし、これは一旦軌道にのると連鎖する。同じサイクルを繰り返すのだ。正の循環。望ましい。うまくいけば、Whyに、「勉強が楽しい」が入れば、もう安心だ。
  • Why: 親が喜ぶから+勉強が楽しい
  • How: テストでいい成績をとる
  • What: 勉強する
が、逆もしかり。ここで問題なのは、Whyに「親」がでてくるのだ。つまり、「親」のふるまい次第で、このフローは逆流する。つまり、テストの成績が悪いからと言って、
「喜ばない」、さらには、「怒る」と、こうなる
  • Why:  親が喜ばない、怒る
  • How : テストで悪い成績をとったから
  • What: 勉強したくない。勉強してもいいことないから。
しかも、これも、負の循環を引き起こす。

では、どうすればいいのか?

成績によらず、親が喜んであげればいいのではないか。結果ではなく、「過程」を。勉強時間ではなく、「頑張った事実」をほめてあげればいいのではないか。かわいいわが子の頭を、何があってお撫でてあげれば、それでいいのでは。なのに、今回私はこどもにガッカリした顔を見せてしまったと思う、、、何やってんだか、、

私も、親として、子供に勉強される動機づけを明確にすべきだと思う。なぜ、子供に受験をさせるのか。「Why」に何がくるのか。

こうあったはずだ。これを忘れなければ、テストの成績によらず、こどもと楽しく過ごせて、すべて好循環するはず。するといいな。
  • Why: こどもの幸せ
  • How: 自分で生きる力をつけてあげたい
  • What: 勉強の仕方、努力の仕方、その大切さを学ぶ。それを頑張るこどもをほめる。
Whyは、「アルファクラス」じゃないことを忘れない。そもそも、「アルファ」なんて言葉は、ほんの3か月前に覚えたばかりのニューカマーではないか。自分に誓うことにする。書きながら考えたらすっきりした。